三回目ながらまだ迷う。地下鉄出るところから間違えてんもんなあ。それでも開演15分前にスパーク着、当日券だし良い時間だったかも。
靴を脱いで着席。今回は無事に雛段の端っこゲット(笑)。すぐ隣にトイレや舞台裏に繋がるカーテンがあるんで、人の出入りは激しいけども、舞台を見るにはいい感じ。
空席もあるが、楽に見るには良い環境。ただ開演前、なんか打ち合わせか知らんけどぽっての小波津さんがカーテンから出てきて、雛段上部の方とお話。…うん、変なとこにアンケート置いてチラシ仕舞ってた僕が悪いんね。ばっちりぺったり踏まれましたわ。
黒装束の前説芸人・博多の忍者つっちゃん登場。音切り、飲食禁止など注意事項を伝え、ネタを三〜四本。お客さん、冷たい。や、冷たいとは限らないが暖かくはないな。なんにせよまあ、つっちゃんがハケて、ライブスタート。
MCぽってかすー登場。小波津さんの奥さんが一番前で観劇しているそうで、「やりづらいわ」と。
ヨメが最近仕事をしないという話から、沖縄の離婚率が高い理由を解明してました。「沖縄の女の人は働き者。男は全然、家で泡盛ばっかり飲んでるから」だそうで。出演者読み上げ。「アンタ方はお笑いライブに来てるんだからね」「笑いなさいよ」と、先発で同郷のキャンキャンのために、やりづらい感じの空気を作る。
キャンXキャン。
漫才、方言。
この前々日に、M−1セミファイナルでみてまして。だから物凄くゆったりした漫才に見えたし、実際ゆるーんとしてました。ぽっての作った空気を「こんなにしてどうしろって言うの」とか「笑えよ〜」とか言いながら、立ち話のようにネタに入る、今まで見てきたキャンXキャンと違う感じ。惚れ直しますね。
ラクーン。
コント、サッカーに入れて。
初見。男女コンビ。板付きでサカシャツの人が一人芝居、ピンかと思ったら、後からこゆいの来ました。うん、こゆかった。
あどばるーん。
漫才、ヒーロー番組を作りたい。
また良くある若手漫才の設定を(笑)。でも今回はけっこう面白かったですね。テンションの差がいい感じ。しかしここの発音不明瞭と日本語のなってなさ(「てにをは」がいい加減すぎる/笑)はどうにかならんのでしょうか。外人漫才みたいですよ。
マナティ。
ピン芸、グジャグジャー。
三回目ぐらいなんですが、急に笑いを取るようになってましたね。実際、力技具合がいい感じ。ちょいちょい挟まれる毒の加減が客席にハマると、抜けられなくなりますね。
アイアンボール。
コント、鉄砲玉テルちゃん。
ネタは二つ目、見るのは三度目。人力舎ですよね、て感じの空気はなんだろうか。や、僕は好きなんだけど、人力コント。テルちゃんの要素がもっとうまーくハマるといいよねぇ。
米粒写経。
漫才、紀宮さまご成婚。
二回目。まず僕があの一族に全く明るくないんで、その時点でわからんネタが多いんですが、この会場でやるにはズレ過ぎてるネタでやってくコンビなので別に問題ない。わかんないから笑えはしないんだけど、聞いちゃいます。それでも紫の人の「ねえ、時代にコビようよ」には笑った。
ここで、企画コーナー扱いのぽってかすーコント、沖縄劇場三本立て。
まず沖縄食堂。
小波津さんが久々に沖縄に里帰りしたら、比嘉さんの食堂のランチがA〜Zまで増えていて、それぞれのランチの中身を尋ねていくもの。要するに、比嘉さんがアドリブでランチの中身の組み合わせを考えていく、苦しげな様を楽しむコント。
次、沖縄タクシー。
東京から観光に来た比嘉さんが、小波津さんの滅茶苦茶なタクシーで沖縄観光をするというもの。つまり、東京弁を話そうと頑張る比嘉さんの苦しげな様を見守るコント。それ以外にも実はハンデが。小波津「ははーん、おまえさてはコントしたことがないなぁ?」。
最後は沖縄ミュージック。
沖縄の海をゴミから守るミュージシャン、COCCO…? が、小波津さんがゴミをポイ捨てするたびに拾い集めに来るというもの。ゆってしまえば、比嘉さんの憑依っぷりを楽しむコント。
…いや、他ンとこも面白かったし楽しめたっすよ。だが強烈でね。
これで後半に行くハズだったんですが、マイク係りがスタンドマイクを出してきたところ、高さ調節がバカになっており、つっちゃんもヘルプに出るんだけど直らない。一旦つっちゃんがマイク係りを置いて舞台袖へ、そしてマイク係りにマイクをハケるよう指示。んで出てきたのが、
デカメロン。
漫才、クイズ。
「マイクなくても大丈夫ですから」「この広さならねえ」、そりゃそうだ。ちょっとカッコいいけど(笑)。が、ネタ古ッ! 好きだけどね、好きだけど、古典度高いっ。
バードマン。
コント、猿山さんと先生。
相変わらず体張ってますね。最初のアクトが一番スゴかった気がするけど。ちゃんとストーリーもあるんだけどねえ、かなりしっかりと。ダガシカシこゆすぎる。
ふうらいぼう。
漫才、習慣の違い。
初見。大阪からの刺客だそうで。ネタはなんかホノボノしながら見ちゃいましたが。しかし考えてみりゃあこのライブって大阪弁の少ないライブだわ。「コンビってこんなんやんなーっ…」というボケさんがハシャぐくだりで、お客さんから「キモチワルイ…」とか言われてましたな(笑)。
レム色。
回文テクノ、桃太郎とかプーさんとかアタックとか。
ここもM−1の詰め込みっぷりを見た後だったので、やたら間を感じ取れるネタでした。そしてその方が断ぜん面白い。お笑いって声の調子にすごく気を付けてるんだなあと改めて思う。夫婦のやり取りの謎なコント(?)はさみつつ。ただでさえ夫婦ネタ多いのに。プーにツッコミが入ってる、唐沢ツッコミ好きだー。
どーよ。
コント、幸子とホスト。
ライブに行くようになり何げにちょいちょい見てますが、個人的にはベストネタかも。野口五郎ケンキさんのいかがわしさと非デニーロなテルさんがいいバランスで。幸子の名前のくだりがね、ベタかも知れないけどすごい好き。
ぽってかすーの呼び込みで芸人総出。
告知を募るが、手が上がったのがレム色のみ。
告知ではM−1の話を。
「敗者復活戦ってテレビカメラ入るんですよね。
でも80組ぐらい芸人さんいて埋もれちゃうかなって」
「いやそんなことないでしょ」
「皆さんスーツとかの中でね、こんな格好じゃ
目立たないかなと」
「スーツの中ならなおさら目立つよ! その衣装なんだから!」
「ま、敗者復活戦なんで、復活をね、狙って…」
「そんなこと裏では言ってなかったよ、
『僕ら漫才じゃないし…』って言ってたじゃないの!」
とかぽっての小波津さんとのやり取り有りつつ。
他、どーよテルさんのデニーロもありながら、早めの9時前に終了でした。
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