梅雨なわけです。雨なわけです。初のラママ、場所がよくわからず渋谷をうろうろしていたんですが、シャッターに向かってあからさまにネタ合わせをしているコンビがいたり、超新塾と書かれたバンがあったりで、そこからはすんなりと。
開場時間ジャストに着くも、五番ずつの客入れの間、整理番号がかなり遅かったのでかなり長いこと雨ざらし。腹が冷えるぜぃ。結局前売りで入った人の中では最後の番号だったらしい。そりゃそうか、前夜の10時半とかに買ったんだから。
待っている間ずっと、客の入り口とは違うところからレム色のお二人がその様子を眺めていて、若手ライブだから良くあることなんだけど物珍しい気分でした。
受付でドリンク代600円を払い、ワンフロアぶん階段を降りて会場へ。チラシと座敷用の袋を、ホリプロコムの若手から渡される。扇形の会場内でステージに近い中心部がゴザ引きの座敷になっていて、ここは土禁らしい。
扇の弧の中央に当たる部分にドリンクバーがあり、600円と引き換えにもらったチケットで好きなドリンクをもらう。ちなみに500円の飲み物を頼むと、五つ分パンチ穴の開いたカードを返され、次回以降にまた使える仕組み。ライブハウスだなァ。
ちなみにライブハウスらしく、大きな荷物は預かってくれます。
人気の席はやはり舞台に近い座敷みたいだが、普通なら一番いい席になるはずの場所にズドンと柱が立っていて、MCも触っていたけどかなり邪魔(笑)。
客入れの途中から始まった末高斗夢の前説の中、下手側の端に座る。たぶん末席。
斗夢くん(とあえて呼ぶ、あんまりそういう雰囲気なので)がコーラスラインの説明、いくつか持ちネタの手品、このライブが終わるころに放送が始まる笑いの金メダル出演などの告知、毎度おなじみ(らしい)ジャンケン大会などをやっている間も客入れは進む。斗夢くん、再三「今日なんかおとなしくありませんか?」「お客さん少ないんですかね、あっこういうこと言っちゃダメですね」などと言っていました。
19時ちょうどに斗夢くんがハケて、ライブスタート。
仕事の都合で来られないリーダーの代理で、とMCの坂道コロンブス登場。「何こいつらみたいな顔しない!」。リーダーに習って、とさらっとした挨拶の後、すぐに一組目へ。
三拍子。
漫才、銀行強盗…と尻。
クドくクドく攻めてくる感じはいつもと同じでいいけど、新しいネタなのか、三拍子にしちゃ二人の呼吸がイマイチ? まあ一番手だし。
ネタ終わってハケてから、MC二人で軽いトーク。ボケの子が怖いとか。
超新塾。
集団…コント?、プロ野球選手になりたい。
実は初見でした。作りたい雰囲気よくわかるな。三番目ぐらいのボケ方好きだなあ、伝わらないレポだけど。
坂コロ、「音しか聞いてないんけどめっちゃ面白い!」でも「あんなに聞きづらいツッコミってないよな」って。超新塾も見た目怖いが、低姿勢だと。
田上よしえ。
一人コント、体育の先生。
ワンフレーズを生むために、自在にコントの中でコントに入る感じ、好きだなあ。ツッコミツッコミ。
ネタ中のひとつに対して、「あれ田上ちゃんじゃなかったらひくよな、普通の女の子だったら」。
トークの間に道具出しがあり、運ばれてきた机に張られたビラ「渋谷限定キティちゃん」に「スベる匂いがしますよー」「俺ウケたとこ見たことないもん」、挙げ句に袖で待機中の本人らに「今日ウケんの?スベんの?」。「では、火災なんとかです!」のフリで、
火災報知器。
コント、キティと栃木。
前、テレビで見た他のネタと比べたら、断ぜんコッチが面白かった。会場もウケてた。農作物が時給、好きだなあ。
MCも「ウケてたじゃん」「な、面白かった」と。
ユリオカ超特Q。
MCがコールをしてハケたんだけど、袖係りのミスなのか、イスは出っぱなしだわマイクにコードがひっかかってるわで、明転してもマイクの整理をしている袖係りの人。普通に出てきてそれをイスに座って見ていたユリQさん、「なんなら俺やろうか?」。
やっと片付け終わったけど、ネタに入りづらい(苦笑)。坂コロ林さんがひょこっと顔を出して打ち合わせ、呼び込みからやり直し。
あらためて、と言いながら「らっしゃい」。
漫談、ここだけの話で映画やアイドルオタクなどについて。こそっと藤浪もやってました。
この前のお台場のときは酷かった(笑)けど、今回はけっこう笑った。アイドルオタク(というか秋葉原人)の切り取り方、好きだなあ。
ネタに含まれていたメールの誤送信はあるよね、と。坂コロ二人とも参加した打ち上げで、向かいに座っている松丘さんから「今からごはんだよ〜ん」とメールが来た話。
ちなみに松丘さんは暗転中、袖で斗夢くんに袖係りだと思われて指示されていたらしい。「電気ついたらものすごい謝られた」、そりゃねぇ。
ホリ。
ものまね、特に狭い範囲のモノマネを。
基本的にモノマネにそんな興味の無い僕ですが、ホリの狭いモノマネはけっこう好き。ちなみにこの日は登場がいつここ。アンタッチャブル山崎さんで楽屋でも腰の低い山崎さん、よかったです。
GWの渋公で即興でやっていたスピードワゴン潤さんのマネは、小沢さん役の原口さんとともにコントになったそうで、「おざーさぁーん!」をやるも、フリがないとということで小沢さんのセリフ「サラリーマンになりたくないって…」をやたらかん高い声でやっていました。
惜しむらくはモノマネって声質を変えるからか、声が小さくて聞こえない時がしばしば。
MCがコーラスラインの説明を再度。面白くないと思った時点で手をあげ、十人挙げたらネタ強制終了のゴングショー。
数えるのはこのコーナーのみに出てくる女の人、ごめんなさい名前聞き損ねました。もう何度かやっているらしく、急遽MCをやっている坂コロよりも詳しいみたいでした。
ミサイル。
ツナギ二人組、ショートコント。元気だなあ。
結果、八人までで終了、つまり合格。
ネタ後は、ハケずにそのままMCとのトークをするシステム。二人とも名字がカミヤだとか、そもそもは音楽つながりという話。ヒロトさんを尊敬しているらしい。
原田16才。
一人コント、転校生。ブレストで何度か見たことあった。好きじゃないけどすごいとは思う、マジで。笑うしかないですよこんなん。
結果も「1」で合格。
MC興奮しすぎ(笑)。「なんだ人妻!」が最高なのは同意。
エルシャラカーニ。
漫才、しゃっくりの止め方や歌など。落ち着いてて聞きやすい。ゆずの夏色はすごい好き。
が、確かに「6」(5かも)で合格はどうなのかしら、本人ら「今日甘くない、もっと挙げて!?」。
トークは借金話。ボケの人にはたいした散財もしていないし質素な暮らしをしているのに1000万円の借金があるらしい。
オンザライス。
コント、結婚ってなあに?。これ面白かったなあ、間が微妙なんだけど。
結果、「2」で合格。ぜひ最後まで見たいなあと思っていたので嬉しかった。
芝居がそれっぽいなと思っていたら人力舎所属だそうで。林さんに嫌いな先輩ダレと問い詰められ、「おぎやはぎだよ!」「小木だよ!」と言わされてました。あと「人力舎はもっと温かいのに!」とか。
くつした一足二足。
漫才、初デート。あんまりメモを取っていないんだけど、坂コロに(自事務所の後輩なので)「厳しくいきましょう!」と言われたわりには、面白かった気が。
結果は「1」で合格。
こんらんチョップ。
コント、神社でチンピラ。これはウケてたねえ面白かったねえ。愉快愉快。
なんとパーフェクト合格。
これは久々にすごいのが来たよ、とMC。確かに凄かった。
レム色。
ご本人の日記曰く、回文テクノ。スケッチブックで回文を見せた後、寸劇みたいなのをやる。この寸劇がびっくりするぐらい回文のおかしさを殺してた。
結果、途中…半分も行かないぐらいで強制終了。
トークはもっぱら学歴イジり。まず「なんで!?」と。渡辺さん(ボケの人)は真鍋かをりと同じ学年の学科だったとか。「仲良かったの?」「やっ、見たことはあります」。
クールポコ。
ヒップホップ漫才? いわゆるヒップホップな格好。楽しいけど、今後かなあと。
結果は「1」で合格。
「普段もこういう感じなの?」「いや、いつもは普通の…ラップとか聞きませんし」。キャラがいいんだと思う、なんか和む。
以上でコーラスライン終了、普段はバタバタ落ちるらしいが今回は甘かったのかハイレベルだったのか。
バカリズム。
もちろんコント、3年B組。
もう問答無用、バカリワールド、しかも面白い。総合ライブでこれだけ自分たちの世界を広げて笑い取るってすげー。
MCも、あのフレーズだけでコント作ろうって思うのがすごいよね、と。
スピードワゴン。
漫才、娘さんをください。
ホリのネタを受け、小沢さんが「サラリーマンに…」の触りだけやっていました。「オレあんな声に聞こえてんの? 見ててちょっと傷ついた」。
さすがホームタウンというか、あたし認めないよに歓声も拍手も起きないのが気持ちよかったな。あと、バカリのボケの人がずーっとカーテンの隙間から目だけ覗かして見ていました。ちょい怖かった。
始めてみるネタだったんですが、久々に、ワゴンって面白ェな、とシンプルに思いました。ほんと、普通にとても笑わせてもらいました。つうか膝!(ネタバレするんで詳しくは省)
エンディング。
一本ネタの演者とコーラスラインの合格者が全員出てきて、挙手制で告知。不合格の瞬間よりこっちの方が寂しいかったです。
ワゴンがやたら二人で内緒話をしていて、また悪口かしらとか(笑)。
ホリとも何やらこそこそやっていた潤さん、告知で指名され、いとだここからでカラミ開始。ホリのモノマネに怒る"てい"で「おまえのモノマネはなっちゃいない!」と(たぶんそこからホリとのミニコントへ行こうと)小沢さんに「サラリーマンに…」のフリを頼むも、小沢さんがいつここのマネでボケちゃったので、場がくちゃくちゃに。小沢さんは潤さんにえらく怒られていました。涙目。
原田16才が呼ばれた時、ワゴンに「こいつ面白いんだよ!」と紹介する坂コロ。僕はなぜか知らんが、原田さんを見ると潤さんを思い出すので(芸風?)、妙に面白かったです。潤さんの小沢さんに向けた感想が「動きだけだよな」だったのもナイス?
芸人がハケるのと同時に座敷席から客が立ち上がり出し、出ていく準備。アンケート書きは座敷に座らないほうがいいかも。ライブ後でもドリンクは買えるようです。
そんなこんなで、レム色目当てだった自分にはちょいと食い足りないライブになりました。回文は馬鹿馬鹿しくてすごい良いのに、ほんとに面白くなかったの。
ワゴンはすっげ面白かったけど。
あと、リーダーのコメントも聞いてみたかったです。前夜にオセロ中島さんのラジオ出てたけど、ああいう人はなんて言うのか見てみたかった。
高いのがひたすらタマに傷(前売り1600円+ドリンクチケット600円)なんだけど、それだけの内容はあるし、出演者によってはお金貯めてまた行きたいです。
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