雨降り、しかも二日後に課題の締切が迫る中、なぜか当日券でライブに行く自分。課題用に劇場内の写真が欲しかったというのもあるんだけど、それ以上に、疲れてやる気がない時にライブは効くのです。僕にはね。
一月前と全く同じ道の間違い方をしてほとほと呆れてから会場前に着いてもまだ受付が始まっていない。煙草吸ったりして出演する芸人も溜まっているところにいるのも自分的に嫌なんで、一度コンビニに行って水分補給。守られているかは定かじゃないけど、スパークは飲食禁止なので。開場時間の少し後に当日券の客入れが始まる。前回の賑わい様に比べればずいぶんゆったりしていました。それでも最終的には50人くらいいったかな?女性客多し。BGMは洋ロックです。
予定7分遅れで開演。ハイテンションなアナウンスで始まるがBGMが大きすぎて聞きづらい。まあいいや。
MCぽってかすー登場。琉球語で挨拶、聞き取れん。我々だけでは華がないからと前フリ、アシスタント泉珠恵さんを呼び込む。珠恵さんはテレビでレポーターなどのお仕事をされてるそう。背が小さくて、声の高い方です。そして場仕切りがやたらと上手い。芸歴長いのカシラ。
このライブの特徴は、客が身内のみってことですねとぽってかすー。この日はバードマンの友達がたくさん来ていたらしい。
出演芸人を読み上げるのは泉さんのお仕事。予習済み、すらすらと。
ガンリキ。
漫才、接客業。
初見。常時キレぎみなツッコミさんに誰かを思い出す。で、思い出さなければけっこう面白い、一番手なのに笑えたし。基本があるんね。
ニッケルバック。
コント、マンションのゴミ置き場。
バカ爆で見たネタですね。オチをわかりやすく変えたっぽい。ボケさんに対してツッコミさんからあまりまだ笑いが生まれない。ボケの方は、一瞬考えた顔がCUBE石川氏にとても似ていてびっくりした。
ぽってかすー。
漫才、映画監督になりたい。
基本があってにぎやか、そこに毒がちこちこ入ってる。面白い。でももっとアクが強くてもいいんじゃないのとか思う。まだ二つしかネタ見てないから分からんけど、そのうちポンと飛び出たネタが見れるかな。
マナティ。
一言ネタ、ぐしゃぐしゃ。
もはや自分が語る言葉を持たない気がするわ。あえて語るけど。本人に対するサプライズは初回より下がるわけだ、当然。だから二回三回と見て行った時に個々のネタにサプライズがあるかどうか、面白いかどうか。今回はイマイチだったかな、2個ぐらいあったけど。あとはネタ全体のバランス、壊れっぷりだと思う、これは良かった。見続けていくのが楽しい人。
アドバルーン。
漫才、お年寄りに優しく。
イントネーションは標準語ながらか行が濁るツッコミさんのいるこのコンビは青森出身らしい。ネタ中に「その顔やめろよ、おまえいっつもちゃんとセリフ言えるかって顔で見るんだもん」と言うツッコミさんが微笑ましかったです。だってお兄さん、セリフ言えてないんだもん。ネタはそれなりに面白いんですが既視感ありすぎ。オリジナルが見たい。
レム色。
回文テクノ。
どうも今夜は不発だった様子。お客さんに伝わらずに時間が過ぎて切ない。やや走り気味になってるし。といっても、かなりウケてるんだけど。他のライブで爆笑取ってるのを見すぎたかな。ここで止まるような人らでないと思っているのでまあそんな夜もあるかと。
髭男爵。
漫才、スポーツ選手になりたい。
初見。ごめんなさい、あんま覚えてないな…メモには独特ではあるがツラいとある。
人間チョップ。
コント、生活指導のキャバクラ遊び。
キャラが強くて展開があるから見ちゃうのは強み、でも二人の関係の中でツッコミさんの位置がわからなくて、ストーリーあるコントなのにいま一つ入り込めないかった。ツッコミが変なとこで目立つんだよねぇ。
米粒写経。
漫才、思い出せない。
初見。ボケのノラクラした感じが独特。昭和の匂いのする漫才師ですとか、レンコンに呼ばれたのは初めてで、お客さんが笑ってくれないともう出られないので! とか言ってた。また呼ばれるかは…うーん。
場外&ひろみ。
ラップ漫談、親子ver.。
ある意味初見。前回のレンコンで見たささきひろみさんが、(本人らいわく)親子で登場。年齢的にはあり得る感じの男の人、そして親子ラップ。事実は知らないけど、その在りよう自体がもう面白いじゃない。ネタとかじゃないね、ここは。
デカメロン。
漫才、取り調べ。
このネタもう三回目だ。それでも面白いんだから本当に名作なのか、自分がよっぽど好きなのか。どつきすぎてツッコミさんの顔面まっかになってたけど。P級サマンサで見た時が一番面白かったかなあ。
バードマン。
コント、アメリカ観光。
なんかもうすげーなー。笑ったとこはほぼ無かったけど、あれだけ動き回って3分だか4分だか楽しませ続けられるのは、何かしらすごいと思う。
キャンXキャン。
漫才、ファストフード。
ほんとに僕はキャンキャンをよく見るなあ。今年度に入ってからのネタの変遷とか言えそうだもん。この頃は前にも増して詰め込んできてますよね。濃厚というか。この日は入りが少し二人の間でズレてて、テンションに差があったかな。時々あるね。その後は相変わらず面白かったです。
コーナー、デカメロンのツッコミはどちらだ。
デカメロンのボケ・ヒロシさんからMCに相方のリュウゾウさんのツッコミが下手すぎて困っているという手紙が来たという体で、デカメロン二人が大喜利に対するツッコミ勝負をし、どちらがデカメロンのツッコミに適しているか判断しようという企画。一応、今後のデカメロンはそのジャッジに沿うという形で。大喜利参加者はマナティ、アドバルーン・バードマンのそれぞれボケ、あと一人誰かいた気がするけど思い出せない。MC三人は赤ハタでジャッジ役。
恐らく大喜利のお題は前もって伝えられていたんだと思うけど(じゃなきゃきっとグダるもの)、ボケ方がそれぞれで面白かったなあと。そして割と二人ともツッコんでないなあと(笑)。りゅうぞうさんのツッコミは的を外しているし、ヒロシさんはもはやツッコんでいないし、MC陣は大喜利のボケの方にハタ挙げるし。
結果、1ポイント差でりゅうぞうさんが体面を保った形になりましたが、結果はどうでもいいかもね。
ボケが良かったのもそうだけど、ぽってかすーのボケさんの進行がすごく上手くて良かった。あの進行があるかないかでかなりコーナーの良し悪しに差が付くと思う。
イワイガワ。
コント、映画のオーディション。
あのおじさんキャラは貫くのかな、たまたまかな。こゆくて上手い。はっちゃけてて、見ていて楽しい。
伊藤麻子。
漫談、現実という名のアタック。
前回、バカ爆で見た時と同じネタ。そして前回より(会場の盛り上がりには欠けるが)面白い。ちょうど目線の高さの真ん中の席にいたため、幾度となく目があった気分になる。そのまま笑ってたら麻子さん深々と頷いて「そうよねぇ」って。…僕に対してじゃないと思うんだ。
どーよ。
コント、捜査に協力。
少し見ない間に、テルさんが巨大化した気がする。気のせいだろうが。ていうか衣装のせいか。どーよのコントは自分の中で微妙な当たり外れがある、今日は外れかなあ。ロバートデニーロのネタの書かれた紙が舞台上に落ちていたのはわざとなのかね。
エンディングは…なんかあったっけ。テルさんがデニーロをやってたのは確かだけど。ああ、玉城さんがバードマンのボケの人を客席に見せながら「うちの弟をよろしく!」とか言ってました。沖縄率の高いライブです。
この日は前回に目星を付けていた雛段に座れて、しかも思っていたより座り良くて嬉しかったっすね。
あまり有名とは言えないかもしれないけど(よくわからんが)、演者さんの全体的なレベルはきっちりしてると思いますよ。あとは好みの問題かと。
さて、自分はほんとにどこまでキャンキャン摂取を続けるんだろうか…。
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